2016年8月31日 更新

キックボクシングで勝つための防御とは?防御の基本について

初心者はキックボクシングにおいて最も重要なのは、攻撃だと考えがちです。しかし、攻撃と同じくらい、もしくはそれ以上に防御を身に付けることが重要と言えます。 キックボクシングの基本の防御にはいくつか種類があります。まずは防御をしっかりとマスターするための練習に励みましょう。

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防御を身に付ければチャンスを活かせる!

キックボクシングで試合に勝つためには攻撃の技術だけでなく防御の技術も必要です。いくら攻撃が強くても、相手の攻撃をガードできなければ当然試合に勝つことはできません。防御がしっかり出来ていれば相手からの攻撃で受けるダメージも少なくなりますし、怪我を防ぐこともできます。
防御はもちろん自分を守るためですが、それだけではなく相手を観察し隙を見て攻撃をするためにも必要不可欠です。つまり、防御が出来ていれば攻撃のチャンスを最大限に活かすことも可能になります。

キックボクシングの防御の種類

キックボクシングの防御にはいくつか種類があります。まずパンチに対する防御は、ブロッキング・パアリング・スリッピング・ウィービング・ダッキング・スウェーバックの6つが基本です。キックに対する防御はカット・キャッチ・スウェーバックが基本になります。
これらの防御をマスターすることで防御の幅が広がり、試合で勝つことができるようになります。

パンチに対する防御の基本

基本中の基本とも言えるブロッキングは、手の甲で相手の攻撃をガードします。ブロッキングはパンチだけでなくキックのガードにも有効な防御法です。
パアリングはグローブでパンチを弾く防御法です。攻撃を受けるブロッキングとは違い、パアリングでは攻撃を受け流して相手のパンチの軌道をそらします。
スリッピングは顔を傾けることで相手のパンチをかわす防御法です。相手に空振りをさせるため、体力の消耗にも効果的です。
顔を傾けるスリッピングに対し、体を左右に動かしてパンチをかわす防御法はウィービングと呼ばれます。
ダッキングは膝を落とすことでパンチをかわす防御法です。顔面へのパンチをかわす際に有効です。
スウェーバックは上半身をそらして攻撃をよける防御法です。パンチだけでなくハイキックのガードにも使えます。

キックに対する防御の基本

カットは相手のキックを脛(すね)で受ける防御法です。脛で攻撃を受けるため、しっかりと鍛えておく必要があります。サンドバックやタイヤを蹴ることで鍛えることができます。
キャッチは相手のキックを掴む防御法です。キャッチは相手の重心を崩すことができるため、攻撃のチャンスを作ることもできます。

ガードの位置を意識する

キックボクシングでは、腕のガードを高めにすることが重要なポイントになります。キックボクシングはボクシングよりもボディーへの攻撃が少なく、その分ハイキックがあります。ボディーへの攻撃はカットで対応することができるため、腕のガードは常に高く上げておくことを意識しましょう。
多くの場合、疲れてくるとガードが下がってしまいます。そのため、常にガードを高くする練習を行う必要があります。
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エスジム編集部 | 1,265 view

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