2016年9月25日 更新

低負荷で絶大な効果!加圧トレーニングの4つのメリット

身体に圧力をかけることで筋トレ効果を高める「圧力トレーニング」。気にはなっているけど、実際にどんな効果があるのか知らない方も多いのでは?どうせトレーニングするなら、自分に合った方法で効率的に鍛えたいですよね。そこで今回は、加圧トレーニングにおける4つのメリットをご紹介しましょう。

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加圧トレーニングとは?

加圧トレーニングとはその名の通り、身体に圧力を与えて行うトレーニングのこと。腕と足の付け根に専用のベルトを装着して血流を制限し、筋肉を低酸素状態にします。この状態でトレーニングを行うことで、普段は使わない筋繊維まで刺激することが可能。いつもどおりの筋トレでも筋肉は「いつもより強い負荷がかかっている」と勘違いするため、よりハードなトレーニングをした時と同じ効果を得ることができます。

メリット1:短期間・短時間で筋力アップ!

加圧トレーニングの大きなメリットとして、「短時間で効率的に効果を出す」ことが挙げられます。筋肉は筋トレなどの無酸素運動で鍛えられる「速筋」と水泳などの有酸素運動で鍛えられる「遅筋」に分けられますが、通常この2つを同時に鍛えることはできません。しかし血流を制限して筋肉の酸素を低くすることで、通常では時間がかかる速筋も素早く強化することができます。つまり、一種類のトレーニングで速筋と遅筋を同時に鍛えることが可能。短時間で絶大な筋トレ効果を得ることができるのです。

メリット2:成長ホルモンによるダイエット&美肌効果!

効率的な筋トレは、脂肪の燃焼を促します。更に血流を制限することで、筋肉の血管内の乳酸濃度が急上昇。すると脳が刺激され、成長ホルモンが大量に分泌されます。成長ホルモンは新陳代謝を活発にし、太りにくい身体にするために大切なホルモンです。また肌のハリやツヤをもたらす美肌効果や、アンチエイジング効果ももたらします。

メリット3:血流促進で肩凝り改善!

静脈を加圧することで、心臓に戻ってくる血液量が一時的に制限されます。すると脳は血液が足りないと感じ、血液量を増やすように指令を出すでしょう。血液の増量と一時的にせき止められたことにより、普段なかなか血液が届きにくい毛細血管にまで流れていきます。身体の隅々にまで血液が行き渡るため、身体がポカポカとしてくるはず。肩凝りや腰痛、冷え性の改善に効果があります。また血流量の増加は血管の拡張を促すため、弾力のあるしなやかな血管に若返らせる効果も期待できます。

メリット4:負担が軽く、誰でも挑戦できる!

身体に圧力をかけることで、重量の軽いものを少ない回数持ちあげるだけで筋力アップが望めるようになります。つまり体力がない人や関節や腰に持病のある方、高齢者やリハビリ中の方でも取り組むことが可能。またメンタル面のハードルも下げてくれるため、チャレンジしやすいと言えるでしょう。誰でもトレーニングできる点が大きなメリットです。
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