2016年10月27日 更新

キックボクシングはまず防御から!【ブロッキング編】

キックボクシングを始めたら、とにかく攻撃を覚えたいと思いますが、怪我をしないためにまずディフェンスを身につけることが大切です。最初は「ブロッキング」を覚えましょう。相手の攻撃を防御し、身体へのダメージを軽減できます。初心者必見のブロッキングについてご紹介します。

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ブロッキングとは

キックボクシングの防御で、もっとも基本的なのがブロッキングです。相手の攻撃をしっかりと両腕でガードし、ブロックします。

ブロッキングの基本

ブロッキングの際には脇を締めて顎を引き、グローブをこめかみにくっつけます。これは、攻撃を受けたときに自分の拳と顔に距離があると、打たれた自分の拳が顔に当たってしまうためです。ですので、こめかみにグローブをくっつけるのが基本になります。正面からの攻撃は、大体の場合この方法で防ぐことができます。

横のブロッキング

フックなど、横からの攻撃に対しては、腕をたたみ腕枕のような形でブロックします。腕が水平くらいになるように肘を上げ、拳、肘、肩で三角形を作りしっかり頭をガードします。肘を上げ過ぎたり、肘の角度が小さかったりすると、頭が出て狙われてしまいます。

レベルアップしたブロッキング

ブロッキングをしながら相手のリズムがつかめてきたら、パンチが当たる寸前にガードを少し突き出して、パンチを弾きます。手の甲を相手に向け、脇を締めて両手はこめかみです。そこから、腕を少し開いてパンチを弾きます。左側からの攻撃なら左腕を突き出します。
この方法は、相手のパンチを受ける前に弾くので、相手のリズムやバランスを崩すことができます。注意点は、腕を開きすぎると隙間からパンチが入ってしまう点です。そのため腕の開き方は意識して改善していきましょう。また、相手のパンチとタイミングが合っていないと、逆に弾かれてダメージを受けてしまうので、この点も注意が必要です。

勝つためにはブロッキングが必要

キックボクシングは反射のスポーツです。「パンチをもらわずに当てる」ということができれば、勝つ確率は高くなります。キックボクシングはポイントではなくダメージで勝敗が決まるので、パンチをもらわなければ勝てるということになります。ブロッキングでパンチをもらわないようにするには、相手の攻撃すべてをブロックするのではなく、強い攻撃は絶対にもらわないということを意識しましょう。そうすると、相手をじっくり見ることができます。

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エスジム編集部 | 1,727 view

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