2016年10月31日 更新

トレーニング前には欠かせない!?ウォームアップが必要な理由とは

運動を始める、と決めたらすぐに激しい運動をしてしまいがちです。運動不足で筋肉が弱っていて、関節も動かしにくくなっているところを無理に動かすと、ケガをしてしまいます。ウォームアップは基本に忠実に、充分に行いましょう。焦ることなく、ゆっくりと筋肉を温め、可動域を広げてから運動してください。

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ウォームアップの目的

ウォームアップとは運動前の準備運動として、関節や筋肉を動かすことです。目的の一つとして、筋肉の温度を上げる、ということがあります。筋肉が温まると、可動域が広がり、活動し始めるので動きがよくなります。
二つ目の目的は、脳からの指示が筋肉に届きやすくなるように、神経系の回路伝達をよくすることです。脳からの指示が届きにくいと、動きが鈍くなります。
これらの目的から、ウォームアップが重要なことがわかります。

ウォームアップの基本

二つの目的から、ウォームアップは重要なのですが、どのようにすれば筋肉が温まり、神経伝達がスムーズになるのでしょうか。
まず、ウォーキングやジョギングなどで体をほぐし、ストレッチをするのが基本になります。ストレッチにかける時間は、季節や運動内容によりますが、通常4~10分程度です。時間がない場合、30秒でもパフォーマンスが変わります。少しずつ筋肉を動かすことで、体の準備が整います。ウォームアップ前と後では運動のパフォーマンスが全く違ってきます。

ウォームアップによるケガ予防

筋肉が温まることで可動域が広がり、それによってケガを予防することができます。運動不足の人はケガをしやすく、治りも遅くなっています。ウォームアップでケガを予防しましょう。注意点は無理をしすぎないことです。無理に温めると最適な体温を超えてしまい、運動ができない状態になってしまいます。

ストレッチの効果

ストレッチをすることは、運動前の身体を整えることの他に、身体の緊張をほぐし、リラックスさせる効果もあります。
また、団体で行うスポーツの前に行うと、団結力や一体感が生まれます。特に大会の前などには、チームで一緒にストレッチを行うと良いでしょう。

体に合った運動を

運動不足の人が急に運動を始めると、ケガをしやすいです。筋力が低下しているのに激しいスポーツをすると、ケガをしてしまいます。ケガをしないためには、自分の体力に合った運動をしましょう。
たとえば、「キックボクシング」などはいかがでしょうか。激しい運動、というイメージがありますが、初心者からでも気軽に始められるスポーツです。
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エスジム編集部 エスジム編集部