2016年12月7日 更新

ケガをしないためには?初心者必見の防御のコツ【パーリング編】

キックボクシング初心者は、攻めを重視しがちです。もちろん勝つためには攻撃が必要不可欠です。しかし、攻めがいくら強くても防御力がなければ試合に勝つことはできません。そのため、攻撃だけでなく防御もしっかりとマスターすることが重要です。キックボクシングの基本の防御であるパーリングはどのように行うのか見ていきましょう。

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パーリングってなに?

パーリングとは、キックボクシングの防御のひとつです。初心者がマスターすべき基本の防御とも言えます。防御と言っても、パーリングは相手の攻撃をはじくことが目的です。そのため、強い力は必要ありません。軽くはじくことで相手の攻撃の軌道を逸らしましょう。

パーリングの基本のやり方は?

パーリングのやり方としてまず重要なのが、相手の攻撃と同じ側の手で防御することです。つまり、右パンチに対しては右手でのパーリング、左パンチに対しては左手でパーリングを行います。
また、パーリングでは相手のパンチを内側にはじくことがポイントになります。外側にはじいてしまうとガードが開いてしまうため、必ず内側にはじくことを意識しましょう。

パーリングを使う場面

パーリングはストレート系のジャブやパンチに有効な防御です。ストレート系のパンチは直線の力は強いものの、横からの力に弱いのが特徴です。そのため、横からパンチをはじくことで簡単に軌道を逸らすことが可能です。
逆に言うと、相手に対してストレート系のパンチを出した時にパーリングをされると攻撃が不利になります。

パンチだけでなくキックにもパーリングが使える

パーリングはパンチに対する防御と思われがちですが、キックに対しても有効です。キックの中でも、ミドルキックではなく前蹴りに対応できます。
相手が前蹴りをしてきた際に、相手の足を外側にはじきます。パンチの際には内側にはじくことが重要ですが、キックに対するパーリングでは外側にはじくことがポイントになります。

パーリングは攻撃のチャンスでもある

パーリングでは攻撃の軌道を逸らすことで、相手のバランスを崩すことができます。そのため、攻撃のチャンスでもあると言えるでしょう。上手にパーリングをすることで相手に若干の隙ができるため、攻撃しやすくなります。そのため、パーリングの際には防御だけでなくすぐに攻撃をすることを意識しましょう。
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