“必ず強くなる”といった過剰なうたい文句に便乗しないこと
via www.photo-ac.com
キックボクシングが好きで始めたい人には、なおさらきちんとしたジムでトレーニングをしてほしいもの。総合格闘技のジムで、明確なカリキュラムを設けず練習生の自主性に任せるといった練習方法を採用しているところがあります。こういったジムは総じて経験者向け、上級者向けと言えるでしょう。初めて取り組む方は、ストレッチや基礎的な構え、動きの練習など、基礎的な部分に重点を置いているジムを選ぶ方が上達は早くなります。格闘技が好きということで早く実戦をしたいと思うかもしれませんが、全く何もわからない状態ですぐにスパーリングをしても、うまくなるわけではないので次第に続かなくなります。構え、打ち方、蹴り方などの基礎をしっかり教わることができるコーチのいるジムを探すことが大切です。
本格的にキックボクシングを習うには何を基準にジム探しをすればいいの?
via pixabay.com
キックボクシングが好きで習得をしたいなら、まずは自分が好きな選手や憧れている選手がいるジムに行くのもいいでしょう。憧れの選手と同じ空間でトレーニングができるということは、それだけで気分も高揚しモチベーションも上がります。また現役選手がいなくても、そのジムの会長やトレーナーが有名選手だったり、有名選手を輩出しているジムも、本格的にキックボクシングを始めたい人にはおすすめです。プロを輩出するようなジムであれば、もちろん教え方も本格的、自身もプロを目指すことができるかもしれません。
長年かけて続けていくには通いやすさが大切
via www.pakutaso.com
フィットネスクラブで行っているボクササイズやキックボクシングでは、トレーナーや選手によるお手本になるような動きを見学することは難しいかもしれません。きちんとした構えや打ち、ミット打ちやスパーリングを行う上でも、やはり専門的なジムに通った方が数段上手になることでしょう。しかし、キックボクシングに興味があるからと必ずしもプロを目指すわけではありません。強い身体づくりやダイエットのために始めたいと思っている人も多いでしょう。どちらにしても、大切なのは「使いやすさ」と「通いやすさ」。できれば自宅や職場の近くにある、または職場へのルート上にあるなど、気軽に行ける距離感が大切です。雰囲気はジムによって異なりますので、あとは見学して、経営者やトレーナーと話をして、自分に合っているかを見極めましょう。
経営が安定していそうか
via www.photo-ac.com
新しくできたキックボクシングジムに入会して、数カ月で潰れてしまったという話は少なからずあるようです。せっかくキックボクシングを始めて慣れてきたのに、また新しいジムを探さなければならないのは面倒なもの。どうせ選ぶなら、経営が安定していそうなジムを選びましょう。見極めるために重要なのは、設備投資の状況と練習生の数、ジムを開設してからの長さです。設備投資に関しては、ジム内の練習器具に最新のものが導入されているか、メンテナンスがきっちり行われていそうかなどがポイントになります。練習生の数は、一概に言えないのですが、そのジムの規模に合った人数が在籍しているかという部分を見ます。またジムを開設してからの長さは10年程度を目安にするのが良いでしょう。これらに全て当てはまれば概ね経営は安定している、つまり途中で潰れてしまう可能性はかなり低いと言えます。一つの目安として体験練習のときなどに見ておくと良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?「基礎から教えてくれる」「実績がある」「通いやすい」「経営が安定している」という4つが、ジム選びの際のポイントになります。これらは自分の希望に合わせて比重を変えることをおすすめします。例えば、「とにかく強くなりたい」と言う人は、通いやすさの比重を小さくして実績の比重を大きくするべきですし、逆に練習の時間がとりにくい人であれば通いやすさの比重を最も大きくするといいでしょう。これらを参考に自分に合ったジムを探してみてください。
14 件